婚活カウンセリングをしていて、こんな思いを聞きました。
(45歳 女性 会社員)
「20代は彼氏とのデートで忙しく、その恋が終わっても本気出せばすぐに次の恋がみつかって、30代前半で友人や仲間から結婚する人たちが出てきたけど、家庭や子供は私にはまだまだいいかなとて思っていて、30代後半で彼氏と定期的には会うけど、結婚についてはあまり真剣に話しも出ないし、結婚するとひとりの時間や遊べるお金も減るし、周囲には仕事で忙しいから結婚はまだしないと言っていました。
40代に入り、結婚そろそろしなきゃと思ったけど、既婚の友人たちからは”独身って羨ましい”と言われ、やはり、結婚って大変そうと思っていた。そのうちいつか結婚すればいいと思っていました。
けど、45歳で四捨五入”50歳”アラフィフと呼ばれる枠に入り、いきなり”自分は今まで何やってたんだろう?”って大きな後悔の気持ちが沸いてきて悲しくなりました。
そんな時、さらに衝撃的だったのは”私もおばあちゃんになりました”というニュースが友人から入ってきたことでした。
21歳で結婚した友人の娘に子供が、友人に孫が産まれたという連絡でした。
なんだか、あ、私、もう、世代すら違う、自分では子供産むには不可能な年齢なのかもしれないと感じました。ネットで調べたら、35歳~既に高齢出産と呼ばれるんですね。それを、もう10年も過ぎてしまっていたんですね。何だか、すごく悲しかったです。
以前は、その友人に独身生活を羨ましがられていたのに、今は私が彼女のことをとても羨ましく思うんですよ。
夫、子供、孫、自分の家族がもしも今いたら、今よりも絶対に幸せだと思います。
自分だけどんどん孤独になる気分です。この先もっと孤独を不安に感じそうです。
でも、もう、年齢的に参加できる婚活パーティも少ないし、お見合いしかないと思ったんです。」
40歳前に結婚をもっと真面目に考えるべきだったと、後悔していることや、家族や周囲も自身の結婚話に触れることすらなくなったと話していました。
そして、
「もしも、タイムマシンがあったら、20代のうちに結婚するように自分を説得しに行きたいです。」と、話していました。
今が楽しい、目標がない、苦労が少ないと未来はボヤケがちです。
未来の自分が後悔しないように「一生結婚しない自分」を想像してみるのもよいかもしれません。
投稿者:BRANSEL 婚活カウンセラー ミカママ