結婚のチャンスとタイミング
婚活中の人に、今まで結婚していなかった経緯を聞くと、ほとんどの方は
「なかなかいい人がいなくて」
「結婚のチャンスがなくて」
「恋人とは結婚のタイミングが合わなくて」
「今まで、いいチャンスがなかった」
という方が多いです。
ここでよく聞くのが、
いいチャンスといいタイミング
というフレーズです。
特に多いのがいいチャンスがなかったという言葉ですが。
そこで、更に聞いてみます。
「いいチャンスを求めていましたか?」
「はい」
「では、いいチャンスを増やすために具体的に何をされてましたか?」
ここで答えはだいたい二つです。
「婚活パーティに数回行きましたがいい人はいませんでした。」
「何もしていません。」
どちらの答えも、要するにいいチャンスに恵まれなかったというよりも
そもそも出会ってすらいないのです!
自分を正当化するためのマジカルフレーズ
出会いに向けて何もしていない為、出会いも恋愛も結婚も縁遠いという現実を
「いいチャンスがなかったから」というフレーズで正当化しようとしていませんか?
何もしていない人にはチャンスすらやって来る確立は乏しいのです。
お金、仕事、恋愛も自分の願うものが空から自然に降ってくることはほぼありえないでしょう。
「自分に恋人がいないのは、ただチャンスがなかっただけ。」と思ったり、周囲に言ったりすることで婚活のやる気を半減させてはいけません。
真剣に婚活をする気があるのなら、このマジカルフレーズはスッパリと捨てましょう。
迷いの断捨離です!
「今まで、結婚へのいいチャンスがなかった」これを正直に別の言葉に置き換えてみましょう。
「今まで結婚出来ませんでした」
単刀直入にいえば、こうなります。
いい出会い、いいタイミング、いいチャンス等の言い訳に値するあいまいな言葉を使っていると本質的なことがぼやけてしまいます。
「いいチャンス」は言い訳
今まで、いいチャンスがやってこなかったと思うならば、なぜなのか、深くふかく考えたことはありますか?
なぜ、自身で活動をしなかったのか?
仕事が忙しかったから、過去の恋愛が忘れられなかったから、体調がよくなかったから、お金があまりなかったから、趣味が忙しかったから等といわれる方が多いです。
中でも、今まで忙しかったからという人が多いですが、本当にずっと一息つく暇もないほど忙しいですか?1年中、一度も遊んでいませんか?テレビも雑誌も見る暇もなかったのですか?
1年中休みが1日もなくて、毎日、睡眠時間が3時間でご飯を食べる時間もほとんどありません。という人に婚活は向いていないでしょう。でも、こういった人はほとんどいません。
皆さんの発している「いいチャンス」は、沢山の言い訳の上に成り立っています。
時刻表のないバス停
もしかすると、あなたは時刻表のないバス停にいるかもしれません。
結婚行きというバスが何時にくるのか?そもそも、やってくるのかさえわかりません。
でも、ただ、あなたはその時刻表のないバス停でただひたすらに結婚行きのバスを待っているのです。そして、何日も何ヶ月も何年もただ月日だけが過ぎていってしまうかもしれません。
しかし、
結婚に上手く到達できる人は、ここできちんと考えて動きます。
「ん?時刻表がない。ほんとにここで来るのかな?」
「どこかでタクシーを捕まえよう。」
「少しでも歩いたほうがよさそうだ。」
「電車か飛行機か、他の交通手段のほうがはやそうだ。」
この違いなのです。
ただ、待っているだけのあなた、待つことをやめてみましょう!
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