婚活リファレンス

ドキドキを求めていると30代半以後の婚活は難しい

ドキドキするかしないかで相手を判断してはダメ

「頑張って婚活しているのに、ドキドキする相手がみつかりません。」

「お見合いしたけど、ドキドキする相手ではありませんでした。」

「食事をしてお話したけど、一緒にいてドキドキを感じませんでした。」

なかなか婚活が上手く行かない30代後半以降の方で、お悩みやお相手への判断に『ドキドキ』というフレーズを使用していることが少なくありません。

ドキドキするかしないかを相手の判断基準にしていると、自身の出会いのストライクゾーンを狭めていることにもつながりますし、婚活ジプシーになってしまう危険があります。

35歳以降の方で、初対面でお会いした人を直ぐに「違うな」「ダメだな」と外見や一目惚れ感覚を重要視しているタイプの方は、特にこのドキドキ感を求めていることが多いです。結婚する相手とは、会ってすぐ、または、会った瞬間にビビッとくるはず、お互いにわかるはず、ドキドキするはずと思いこんでいると危険です。

婚活のドキドキと感情老化

この『ドキドキ』をするかしないかを気にして婚活していると、大きな落とし穴にハマってしまいます。

その原因のひとつが

自分の感情老化に気づいていないことです。

感情老化とは、脳の中の「前頭葉」という感情や意欲、創造性などをつかさどる部分が老化することをいいます。

最近、メディアでも取り上げられていることの多いワードです。

子供の頃、ひとりでのお使い、暗い道やおばけの話にドキドキしませんでしたか?遠足や遊園地に大はしゃぎしませんでしたか?

10代の思春期に、友達の恋愛話やヌード、大人な雰囲気にドキドキしませんでしたか?友達同士のたわいもない会話に何時間も盛り上がりませんでしたか?

30代半ばを過ぎても、それと同じドキドキがあなたの心の中に常にありますか?

たいていの人はNOと返答されるでしょう。

30代で一人で買い物にドキドキして行けなかったら大変です。

若いうちは、周囲の色々なところにドキドキする要素が満載で心もそれに柔軟に反応していたことと思います。

しかし、大人になるにつれ、色々なことを学習し学び、新しいことも時間とともに慣れていき、感覚的に行動するのではなく、最初ドキドキしていたことも的確に判断したり考えて行動していくことが増えます。そして更に、社会人になり、仕事、日々のストレスや怒り、疲労、睡眠不足が加わると、ドキドキとは反対の感情老化がおこってきます。

これは、その人の心の純粋さなどには関係なく、体力の老化と同じような誰にでも訪れる現象と思ってください。

30代で老化なんて言葉を受けるとビックリされるかもしれませんが、感情老化は体力老化よりも早く訪れるといわれています。40歳頃からと言われていますが、個人のストレス等の度合いにより、感情老化が早い方も多くいらっしゃいます。

例えば、40歳からオリンピックを目指そうと思っても体力的に難しいことでしょう。

30代後半でドキドキする相手ばかりを探しても、自分の感情が昔より鈍くなっている可能性があるため「ドキドキさせてくれる相手がなかなか見つからない」と、迷走してしまいます。

自分は相手をドキドキさせられるか?

逆に、自身が初対面の異性をドキドキさせられる自身は何パーセントですか?

美しいといわれる整った顔をしていますか?

引き締まったスタイル、メリハリボディですか?

周囲からも常にオシャレといわれる服装や髪型ですか?

心躍るような会話ができていますか?

常にきらめく笑顔や瞳でアピールできていますか?

ドキドキを求めている人が、その人自身も相手をドキドキさせられる人か?というと、実は意外とそうではないことが多いです。自身がこうありたいと願う気持ちを、相手に求めてしまっているかもしれません。これでは、高望み、理想が高いと思われても仕方ありません。

感情老化の点から、自身がある程度のドキドキや若々しい気持ちでいることは心身ともにとても大切なことですが、婚活相手にこの希望を大きく求めることはしないほうがよいでしょう。

なぜなら、ドキドキを求めるあまり、結婚相手として必要な要素や部分を見落としてしまうかもしれません。

30代にドキドキな恋愛はもう古い

今どきの婚活は、ドキドキよりもリラックスや自然体でいられる相手を見つけることが重要とされているようです。

それは

一緒にいて楽な人との結婚『楽婚』を望む方がとても多いのです。

これは、ドキドキする相手と出会って結婚し、やがてドキドキが冷めて関係も冷めてしまうことよりも、一緒にいて自然で楽な時間を共有出来る相手と結婚した方が、夫婦円満の度合い、永続した夫婦関係度が高いようです。

ドキドキを主基準にせず、結婚に値する人かをしっかり考えよう

例えば

A.いつも遅刻ばかりで、ギャンブルと嘘、浮気癖もある少しイケメンで夢も大きい人。でも、私をドキドキさせてくれる。

B.真面目で見た目、性格、仕事も普通な感じ。ドキドキはしないけど一緒にいて楽な人。自然体で何でも話せる。

上記、どちらの男性と結婚したら幸せになれるでしょうか?

Bですね。

Aと思った方は、結婚後にストレスを感じる危険が高いかもしれません。

自身の感情老化もおこることを考えれば、同じ相手に一生ドキドキし続けることは困難でしょう。

しかしながら、パッと一目見てずっと一緒にいて楽な人かどうかを判断することはとても難しいことです。

なので、婚活で「ドキドキするかしないか」を相手の判断基準にはせず「この人は一体、どういう人なのだろう?」と、深く知る気持ちを増やし、何度か会ってみて、一緒に過ごす会話や時間の雰囲気が自分にとって自然な相手かどうか、相手の色々な情報を得てから判断するようにすると不思議とチャンスがグッと広がることでしょう。

 

by.mikamama

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  1. 2017年 7月 07日

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