【40代後半 男性 神奈川県 会社員】
今の妻と知り合うまで、結婚相談所へ入会して2年間の間、お見合いは何度かしたものの、なかなか深い交際に進展することはありませんでした。
お見合いでの会話の中でタバコのことについて聞かれた場合、もちろん正直に、1日1箱ほど喫煙することを話します。
すると、そこで「そうですか」とだけ答える人のほとんどは、お見合い後のお返事はNoでした。
それ以外に「この先、禁煙する考えはありますか?」といった質問をしてくる女性に対しては、もしも、どうしても禁煙をしなければならなくなるような事情が生じた場合にはするかもしれないと言いました。
この場合、お見合後のOKの返事は50%くらいでした。
まぁ、NOのお返事が一概にタバコのせいだけとは言い切れないのでなんともいえないのですが。
そして、お見合後、OKの返事の女性と後日、二人で食事に行きます。
自分は食後に必ず喫煙所へ一人でタバコを吸いに行きました。
その間、相手の女性は待っているか近くのお店で時間を潰してもらいます。
今思えば、自分がタバコを吸っている間、女性をただ放置しているわけですから、女性としては決していい気分ではないでしょう。
その、1週間以内に断りの連絡がくるのは50%以上でした。
ある時、お見合いをして、その後、食事をした女性はとても魅力的でした。
会話をしていく中で、どんどん彼女に惹かれました。一緒に入る時間が待ち遠しくなりました。
しかし、自分はいつものように、食事後に喫煙所へ行き、彼女をほったらかしにしてしまいました。
毎回、喫煙後に「ごめんね」というと、彼女は「別に大丈夫です」と微笑んでくれましたが、3回目のデートで自分が喫煙所に向かう時、彼女がすごく小さくため息をついたように感じました。
そして、次の日に断りの連絡が届きました。
担当者の方へ、彼女ともう一度会えるなら、直ぐに禁煙します!と、懇願したのですが、彼女に再度会うことは叶いませんでした。
彼女の側仲人の回答として聞いたのは、やはり、デートに一人にされるのが辛かった、タバコの臭いが嫌だった、将来、子供がいる家庭内でタバコを吸ってもらいたくないとの理由。今、禁煙する意志があるようならば、お見合後の最初のデートで禁煙してくれてもよかったとのことでした。
確かにそうですね。自分の好みの女性のためにタバコくらい我慢すればよかったのです。ただ、それだけのことでした。
その後のお見合いで今の妻と出会いました。
お見合いではやはり、タバコのことを聞かれました。
「タバコは結構、吸われるんですか?」
「タバコは苦手ですか?」
「はい、苦手です。」
「なら、好きな女性が嫌というのでしたら、すっぱり止めます!」
と答えました。
もう、タバコなんかで後悔したくなかったので、潔く最初のデートからタバコは吸いませんでした。
恐らく、あのまま、タバコを吸い続けていたら、今の妻とも結婚出来ていなかったと思います。
なかなか、相手が見つからない喫煙男性は、スッパリと禁煙をすることをお勧めしたいです。
喫煙が恋愛、婚活、結婚のプラスになることは、自分は全くありませんでした。
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