雨上がりに見ることができる虹。
まれに、二重の虹が出現することがあります。
普通の虹でも珍しいのに、めったに見られない二重の虹はとてもよいことが起こる兆し、幸運を呼び込むと言われています。
二重の虹 ダブルレインボウ、ペアレインボウは「虹のペア」華やかな天空の恋人たちのようですね。
そんな二重の虹を見たら、ぜひ写真に収めて、携帯スマホ等の待ちうけ画面にするとよいみたいです。恋愛運、結婚運アップしそうですね!
二重の虹のちょい豆知識
この二重の虹、くっきり出現している下の虹は主虹、薄いもう一つの虹は副虹といわれています。この二つの虹は実は色の並びが逆になっています。主虹と副虹は水滴に出入りする光の入射角がちがいます。この ため、副虹は色の並びが主虹の反対となってしまいます。また、副虹は水滴内で2回反射するため主虹よりも暗くなります。普通よく見る虹は1本ですが、これは主虹が見えているので、内側が紫で外側が赤となっています。副虹はこの逆の配色になります。
太陽光線はいろいろな角度から入ってくるのではなく、平行光線となっています。虹を見た人と太陽を結ぶ線に対して、太陽と反対方向で約42度付近の位置に主虹ができます。副虹は約51度付近。
主虹と副虹の間の空が暗いことに気がついたでしょうか。これも主虹と副虹が現れたときの大きな特徴です。この二つの虹の空間には「アレキサンダーの暗帯」という名前がついています。